長崎県
外洋に面した磯や沿岸近くに棲息しており、成魚の体色は褐色だが、幼魚は黄色の縦縞があり、成長とともに薄れ全長25cmくらいになると消えます。夜行性のため昼間は深みに潜んでいますが、夜になると動き回って小魚や甲殻類を捕食します。旬は初夏で身はマダイに似た白身で、クセもなく美味く刺身、塩焼き、煮付け等どんな料理で食べても旨い魚で、特に、イサキの塩焼きは定番中の定番です。また、寿司のネタとしても重宝され、卵巣は食通の間では高級品として珍重されています。冬場の(寒)イサキも皮下の血合いに薄っすらと脂肪が蓄えられ甘みが増し美味しといわれます。