長崎県
昔の「のっぺい汁」は現在の様に具沢山でも豪華でもなく、残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けして煮込んだ質素な汁物だったと言われております。「のっぺい」の語源は汁が粘って餅の様であるから「濃餅」と表記され、粘っている事の意味の「ぬっぺい」が「のっぺい」に訛り、「能平」や「野平」と表記されたとも考えられています。
ごぼう | 20g |
干し椎茸 | 1 枚 |
里芋 | 50g |
人参 | 20g |
こんにゃく | 30g |
厚揚げ | 30g |
金時豆 | 15g |
手鞠麩 | 4 個 |
だし汁 | 150cc |
薄口醤油 | 小1/2 |
砂糖 | 小1 |
塩 | 少々 |
片栗粉 | 適量 |
ごぼうはささがきに、干ししいたけは水に戻して、1cm くらいに、里芋はひと口大に(塩でもんでヌメリを取り洗う)、人参は短冊にそれぞれ切る。こんにゃくはたたいてちぎる。
厚揚げは油抜きし、1cm 角に切る。金時豆はやわらかく煮ておく。
鍋にだし汁を入れ、の材料を入れてやわらかく煮る。
の材料を加え、再沸騰したら調味し、水で戻した手鞠麩を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつける。